2009年 08月 16日
ブルガリ展 |
フェラゴストの土曜日、街角のあちこちにある広告に惹かれて Palazzo delle Esposizioni で行われている「ブルガリ展」に行ってきました。
こんな広告があちこちに・・・
Palazzo delle Esposizioni は via Nazionale にある美術館です。さすがにフェラゴストだけあって、チェントロでも空いているお店は数えるほど・・・でも、奇跡的にこの美術館は開館していました。
実は、「ブルガリ展」といっても美術館の片隅に1つこじんまりしたコーナーが設けられているだけかとあまり期待していませんでした。しかし、実際は、この大きな美術館の1階全フロアーが「ブルガリ展」に割り当てられており、7つのブースに分けて、ギリシャの銀細工師であった創業者の Sotirio Bulgari が1881年にローマにやってきてから今日までのブルガリの歴史を象徴するきらびやかな作品が年代別に展示されており、圧巻でした。
ダイヤを中心として、サファイア、ルビー、エメラルド、トルコ石などを惜しげもなくちりばめた作品の数々・・・ブルガリ自体のコレクションのみならず、エリザベス・テーラーや Anna Magnani といった個人のコレクションも多く、驚きました。特に、エリザベス・テーラーは「彼女の知っているイタリア語は『ブルガリ』だけだ」と皮肉られるほどのブルガリファンだったとか・・・そう言われて見ると、映画でも写真集でも彼女はブルガリの宝石を愛用しているのが分かりました。そして、圧巻は中央に設置された最後の円形ブースに展示されていた321.27カラットのサファイア「Grand Kathé」・・・でかい!
全部あわせて総額いくらになるのか、見当もつかないほどのものすごいコレクション! 制服を着たガードは二人くらいしかいなかったけれど、防犯面などは大丈夫なのかと他人事ながら心配してしまいました。でも、あんなに並べられるとダイヤモンドがまるでガラス玉のように見えてしまいますね。きっと、あんなコレクションをいくつも所有している大金持ちはそうやって感覚が麻痺していってしまうのではないでしょうか・・・貧乏人は貧乏人らしく、一粒のダイヤに精一杯の愛を込めるほうが、いいのかもしれません・・・でも、これって、かなり負け惜しみっぽいですね・・・・( ̄▽ ̄;
「ブルガリ展」、9月13日までの開催です。お勧めします。
こんな広告があちこちに・・・
Palazzo delle Esposizioni は via Nazionale にある美術館です。さすがにフェラゴストだけあって、チェントロでも空いているお店は数えるほど・・・でも、奇跡的にこの美術館は開館していました。
実は、「ブルガリ展」といっても美術館の片隅に1つこじんまりしたコーナーが設けられているだけかとあまり期待していませんでした。しかし、実際は、この大きな美術館の1階全フロアーが「ブルガリ展」に割り当てられており、7つのブースに分けて、ギリシャの銀細工師であった創業者の Sotirio Bulgari が1881年にローマにやってきてから今日までのブルガリの歴史を象徴するきらびやかな作品が年代別に展示されており、圧巻でした。
ダイヤを中心として、サファイア、ルビー、エメラルド、トルコ石などを惜しげもなくちりばめた作品の数々・・・ブルガリ自体のコレクションのみならず、エリザベス・テーラーや Anna Magnani といった個人のコレクションも多く、驚きました。特に、エリザベス・テーラーは「彼女の知っているイタリア語は『ブルガリ』だけだ」と皮肉られるほどのブルガリファンだったとか・・・そう言われて見ると、映画でも写真集でも彼女はブルガリの宝石を愛用しているのが分かりました。そして、圧巻は中央に設置された最後の円形ブースに展示されていた321.27カラットのサファイア「Grand Kathé」・・・でかい!
全部あわせて総額いくらになるのか、見当もつかないほどのものすごいコレクション! 制服を着たガードは二人くらいしかいなかったけれど、防犯面などは大丈夫なのかと他人事ながら心配してしまいました。でも、あんなに並べられるとダイヤモンドがまるでガラス玉のように見えてしまいますね。きっと、あんなコレクションをいくつも所有している大金持ちはそうやって感覚が麻痺していってしまうのではないでしょうか・・・貧乏人は貧乏人らしく、一粒のダイヤに精一杯の愛を込めるほうが、いいのかもしれません・・・でも、これって、かなり負け惜しみっぽいですね・・・・( ̄▽ ̄;
「ブルガリ展」、9月13日までの開催です。お勧めします。
by Cavatappi
| 2009-08-16 15:57