2006年 10月 15日
ローマのゴミ箱 |
「ゴミ箱」の話なんて、聞きたくないですか? でも、ゴミの出し方ひとつにも日本とイタリアでは違いがあって、なかなか興味深いものがあります。 日本ではゴミを出す日が決まっていて、なおかつ、厳しい分別が課されていますね。 袋も指定されたものや透明のものでなくてはいけなくて、ルールをやぶると持っていってももらえない。 その点、ローマはかなり鷹揚です。 自分で、路上に置かれているゴミ箱に捨てに行くだけ。 自分でゴミ箱まで捨てに行かなければならない手間はかかるけれど、24時間、365日、自分の都合のよいときに捨てにいけるので、私は、こっちの方が楽です。
これがローマのゴミ箱の基本形。
白はダンボール、その他紙類など、青はビンや缶類、一番右の黒っぽいのが一般のゴミ用です。 分別の仕方やゴミの出し方は、あくまで個人の責任に任されておりますので、中には、十分分別されていないようなゴミや、大型のゴミ、例えば、壊れた冷蔵庫とか、台所の流しとか・・・も無造作に捨てられていることがあります。 本来は、これらの大型ゴミは地域のリサイクルセンターに持っていく必要があります。 また、回収が遅れると、ゴミがあふれてゴミ箱の周りにもゴミ袋の山が築かれることも・・・
一般ゴミ用はこの間まで緑色でした。
でも、このように痛みが激しく、もっと頑丈そうで色も目立たない(?)濃いこげ茶っぽい色のものにボチボチと取り替えているようです。 私は、個人的には、アオガエルみたいな色をした旧タイプの方に愛着がありますが、景観上は、今のもののほうが目立たなくてよいのかもしれません。
場所によってそれぞれの色のゴミ箱の数を調整したりしているようです。 上の写真は、珍しい、白2つ型。 一般ゴミ用の緑や茶色が2つあるのは珍しくないのですが・・・。 実は、学校の前なんです。 だから、きっと、紙類のごみが多いんじゃないでしょうか?
そして、定期的に(?)ゴミ回収車が巡回してきて、ガーーーーっと、派手にゴミ箱を空にしていきます。
5センチとずれない位置にピタッと回収車を横付けにして、ロボットの手のようなものですくい上げるようにしてゴミ箱を持ち上げ、上でひっくり返してからっぽに! 運転手が全て一人でテレビカメラの映像を見ながら作業します。 何度見ても飽きないその見事な技に、いつも足を止めてしまう私です。 でも、大型のゴミやゴミ箱に入りきらなかったゴミなどは当然のごとく置き去りに・・・しかし、それらもなぜか、いつの間にか、きれいになっている。 ローマ七不思議(?)・・・
これがローマのゴミ箱の基本形。
白はダンボール、その他紙類など、青はビンや缶類、一番右の黒っぽいのが一般のゴミ用です。 分別の仕方やゴミの出し方は、あくまで個人の責任に任されておりますので、中には、十分分別されていないようなゴミや、大型のゴミ、例えば、壊れた冷蔵庫とか、台所の流しとか・・・も無造作に捨てられていることがあります。 本来は、これらの大型ゴミは地域のリサイクルセンターに持っていく必要があります。 また、回収が遅れると、ゴミがあふれてゴミ箱の周りにもゴミ袋の山が築かれることも・・・
一般ゴミ用はこの間まで緑色でした。
でも、このように痛みが激しく、もっと頑丈そうで色も目立たない(?)濃いこげ茶っぽい色のものにボチボチと取り替えているようです。 私は、個人的には、アオガエルみたいな色をした旧タイプの方に愛着がありますが、景観上は、今のもののほうが目立たなくてよいのかもしれません。
場所によってそれぞれの色のゴミ箱の数を調整したりしているようです。 上の写真は、珍しい、白2つ型。 一般ゴミ用の緑や茶色が2つあるのは珍しくないのですが・・・。 実は、学校の前なんです。 だから、きっと、紙類のごみが多いんじゃないでしょうか?
そして、定期的に(?)ゴミ回収車が巡回してきて、ガーーーーっと、派手にゴミ箱を空にしていきます。
5センチとずれない位置にピタッと回収車を横付けにして、ロボットの手のようなものですくい上げるようにしてゴミ箱を持ち上げ、上でひっくり返してからっぽに! 運転手が全て一人でテレビカメラの映像を見ながら作業します。 何度見ても飽きないその見事な技に、いつも足を止めてしまう私です。 でも、大型のゴミやゴミ箱に入りきらなかったゴミなどは当然のごとく置き去りに・・・しかし、それらもなぜか、いつの間にか、きれいになっている。 ローマ七不思議(?)・・・
by Cavatappi
| 2006-10-15 14:34