CAVATAPPI:小さな村の物語
2017-06-18T13:46:35+09:00
Cavatappi
「cavatappi」とはワインの栓抜きのことです。イタリアで見つけたおもしろそうなものやお気に入りをのんびりマイペースで報告していきたいと思います。どうぞよろしく。
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小さな村の物語を訪ねて(その4):Bevagna
http://cavatappi.exblog.jp/26744939/
2017-06-18T22:56:00+09:00
2017-06-18T13:46:35+09:00
2017-06-16T23:25:33+09:00
Cavatappi
小さな村の物語
ウンブリアには、州都のペルージャ、聖フランチェスコのアッシジ、陶芸の町グッピオ、山の上に建つ立派な城が印象的なスポレートなど、トスカーナに負けず劣らず美しい中世の面影を残す街が、まるで宝石を散りばめたように連なっています。
さて、べヴァーニャは、ペルージャの少し南、フォリーノという町のそばにあります。
「小さな村の物語」第4話では、この町にある「オステリア・アンティカ・セレ」という店が取り上げられており、そこの女性シェフであるアントネッタさんと、一緒に店を開いたソムリエのルチアーノさんが、紹介されています。まずは、そこへ行かなくっちゃ!
もしかしたら、あれかな。。。?
やっぱり~~
でも、働いいている人が、ちょっと違うな~~?? 番組では紹介されていなかった若い女性が二人で働いていました。ま、いいや、とにかく、食事をしようということで、まずは、番組でも紹介されていたアントネッタさんの得意料理、地元特産のサグランティーノ・ワインを使った「ニョッキ・サグランティーノ」を注文してみました。
きた~~!! 番組で紹介されていた通り、やや甘みのあるサグランティーノ・ワインの風味が口の中に広がりま~す!
それから、牛肉の煮込みと、タルトッフォを振りかけた卵焼き! どちらも、ウンブリアの食材を使った逸品! おいしかった~~!!
今回は、日帰りで、しかも車でしたから、ワインが飲めませんでしたので、次回は、泊りがけで来て、おいしい地元産のサグランティーノ・ワインを飲みながらこれらの料理をまたぜひ味わいたいと思いました。
ところで、アントネッタさんとルチアーノさんは。。。?
店の人に聞いてみたら、アントネッタはもうやめてしまったが、ルチアーノは、今ちょっと出かけているだけで、すぐ戻りますよっとのこと。。。
と、そこに。。。
ルチアーノさん降臨!
もう5年くらい前になる番組の撮影のことも覚えていました。私たちが、番組を見てやってきたと知り、ルチアーノさんも喜んで、お土産にお店のTシャツまでいただきました~~!
ルチアーノさん、ありがとう!!
さて、第4話では、フィリッポさんという方が指導と指揮をされている町の楽団のことが紹介されていました。今回は、その楽団そのものは見ることができませんでしたが、その練習場所として使われている音楽学校を発見!
それから、石畳の細い路地に並んでいた4つのイス、「郵便屋のアンジェリーノ」や「おじいちゃんのいす」と座る人の名前が書かれていた椅子! それも、2つだけでしたけど、ありました!
さらに、番組の中では、パスタ店を営みながら上記楽団の団長もしていたジーノさんの店。。。
これじゃないかな~~。。。確かめる勇気はありませんでしたが。。。きっとこの店だと思います。
そして、これは番組では紹介されていませんでしたが、町の入り口には川が流れており、そこをせき止めて水を貯めてある施設があり、町の地図には、「Lavatoio sull’Accolta, Cascata sul Clitunno」と記してありました。
「Lavatoio」というのは「洗濯場」という意味なので、ここで皆で集まって、おしゃべりしながら洗濯したのでしょうか? なんか楽しそうですね。。。こういう施設も初めて見ました。
ということで、番組で紹介されていたポイントをいくつか確認することができて、とても実り多い訪問となりました。べヴァーニャは、水も食材やワインも豊富な、まさに、ウンブリアの小さな町という感じでした。6月には「昔祭り」と呼ばれる催しがあり、町の人たちが中世の装束を着て練り歩くそうです。また、ぜひ、訪れてみたい町の1つですね。
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小さな村の物語を訪ねて(その3):Corricella
http://cavatappi.exblog.jp/26122490/
2016-11-05T05:19:00+09:00
2016-11-05T22:38:32+09:00
2016-11-04T23:39:48+09:00
Cavatappi
小さな村の物語
「小さな村の物語」第3話で紹介されたCorricella(コッリチェッラ)は、そのプロチダ島にある、本当に宝石のように美しい漁村です。
まずは、フェリーでプロチダ島へ。
港から、細い路地を上ってひと山越えると、その向こう側の海岸沿いにCorricellaがあります。
こちらは、「イル・ポスティーノ(Il Postino)」(郵便配達人)という映画の撮影の舞台となったということで観光地としても人気がありますが、現役の漁港でもあります。観光客をあてにしたレストランもあるけれど、何ともよい雰囲気の小さな木造漁船も係留されていました。
ちょうど漁を終えた漁師さんの、本日の漁獲!
あ、ここに住みたいなあっと思わせるよい場所に事欠かないイタリアですが、ここは、本当に住んでみたいと思わせる場所の1つでした。海沿いの小さなアパートに住んで、この港町と海を眺めながら、獲りたての魚料理ときりっと冷やした白ワインでもいただいたら、最高でしょうね~~
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小さな村の物語を訪ねて(その2):Pienza
http://cavatappi.exblog.jp/26120325/
2016-11-04T06:59:00+09:00
2016-11-04T14:18:48+09:00
2016-11-04T06:59:23+09:00
Cavatappi
小さな村の物語
Pienzaの町自体も、小さいながら美しいのですが、世界遺産に登録されている周辺一帯、つまり、Orcia渓谷を中心とするトスカーナ地方全体が、とにかく、一年を通じて、どの季節に訪れても美しいので、ついつい何度も足を運んでしまうのです。
一番最近訪れたのは、一か月ほど前で、このブログでも10月9日付で報告させていただきました。私は、大体、朝、ローマを出て、約3時間半ほどでPienzaに着き、そこで、カプチーノを一杯飲んで、また、ローマまでとんぼ返りするという、なんとも、味気ないドライブが多いのですが、それでも、Pienzaに行くたびにそこから眺めるトスカーナの絶景に感激してしまいます。
さて、番組中で主役を演じていらしたイボ神父はもうだいぶ前に亡くなってしまったと、イボ神父行きつけのBarだった「Il Posto」のミケーレさんが言っていましたが、革工房を営むバレリオさんやお土産及び雑貨屋さんのアルディーナさんは、まだまだ現役で頑張っていらっしゃいます。でも、アルディーナさんのお孫さんでお店の「看板娘」だったフランチェスカちゃんは、もうすっかり大きくなって、確かフィレンツエでお勉強をしていると、以前訪れた時にアルディーナさんが言っていました。それから、もう何年も経ちましたから、もしかしたら、もう、ご結婚されているかもしれませんね。。。
これが、バレリオさんの工房兼店舗です。番組の中でも愛用の自転車が、今も停まっています。
ここで私は、ベルトとイニシアル入りのキーホルダーを買いました。
ベルトは、実際にお店で着けてみて、買う人のサイズに合わせて仕上げてくれます。
「愛の小道」ももちろん、健在です。
10月初めに訪れた際は、ちょうど町の中心の教会で結婚式が行われており、まさに、「イタリアの小さな村」の番組そのものの雰囲気でした。
そして、私が、いつもカプチーノを楽しむのは、街の入り口を入ってすぐのところにある、「Enoteca Crete」!
番組では紹介されていませんでしたが、ローズマリーさんという女性がアルバイトの若い子と一緒に切り盛りしている居心地の良い店で、昼間はBarとしてもっぱら営業しています。もちろん、エノテカですから、ワインも売っていますし、グラスで味わうこともできます。
Pienzaに近いMontalcinoの超有名なワイン、ブルネロ・デ・モンタルチーノがグラス一杯8.5ユーロ。。。ローマのチェントロなら15ユーロ近くしますから、お得ですね。でも、つい飲みすぎてしまいそうですね。。。
Pienzaを出て、ローマにもどる道すがらも、また、いかにもトスカーナというまるで絵葉書のような景色の連続で、楽しめますよ!
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小さな村の物語を訪ねて(その1):Ravello
http://cavatappi.exblog.jp/26117486/
2016-11-03T05:23:00+09:00
2016-11-04T14:13:23+09:00
2016-11-03T05:23:12+09:00
Cavatappi
小さな村の物語
さて、そこで紹介されているいくつかの町にはすでに何度か訪れていますが、これから、ぼちぼちとそういった町、そして、これから訪れるかもしれない町を、マイペースで紹介していこうかなっと考えて、この新しいカテゴリを作ってみました。
まずは、その第1話として紹介されたRavello(ラベッロ)!
Ravelloは、言ってみれば、この番組の「一丁目一番地」! Ornella Vanoniの「L’Appuntamento」という名曲がバックに流れるオープニングの映像も、この第1回のRavelloのものが多用されています。
Ravelloは、「世界一美しい」と言われるAmalfi海岸を上から見下ろすことのできる絶好のロケーション。私は、ローマからAmalfiに車で行くときは、高速をNapoliを過ぎたAngri Sudというところで降りて、それから山を越えてRavelloにまず向かいます。そして、Ravelloからの景色を堪能してから、Amalifi海岸に降りて、海沿いのドライブを楽しみます。
これまで何度も訪れていますが、一番最近訪れたのは、実は、先週末。今は、一応シーズンオフですが、夏のAmalfiは道路も街も大混雑! むしろ、シーズンオフのほうがその美しさをゆっくり味わうことができるので、私は好きです。お天気さえ良ければ、海の青さは変わりませんから。。。
街に入って、まず目に入るのは、このドゥオモ!
この広場を中心に、Barや土産物などを売る商店などがありますが、観光一色というよりは、そこで生活する人々の息吹も感じられるようなところが魅力です。ここには、小さいけれど常設のコンサートホールもあり、毎週のように何らかのコンサートが開かれるとても文化的な町でもあります。
そして、これが、Ravelloから見下ろしたAmalfi海岸の絶景!
まだまだ語りつくせない魅力満載のRavelloですが、今回は、この辺で。。。
のんびりとくつろぐ猫ちゃんの姿で終わらせていただきたいと思います。
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